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Fanpekka 想像・創造する楽しさを子どもたちへ。フィンランド式知育キッズパーク

Fanpekka 想像・創造する楽しさを子どもたちへ。フィンランド式知育キッズパークー

2017年9月末、東ジャカルタの郊外にイオンモールジャカルタ2号店がオープンしました。メイド・イン・ジャパンのクオリティーがすでに認められているインドネシアでは、日本製品だけでなく、日本的な要素がたくさん詰まったイオンモールの人気は高いです。モールの位置づけとしては、格安の大衆向けというよりも、やや高級志向に分類されますが、休日には遠方からも人が集まりとても多くの人で賑わいます。

そのイオンモールの中に、これまでにない新しい屋内遊戯施設が登場しました。赤道直下のインドネシアは屋外で快適に過ごせる時間は少ないため、屋内でのアクティビティーが盛んです。特に子ども向けの遊戯施設は数も種類も豊富です。その激戦区へ突如現れた、北欧フィンランドのおとぎの国がテーマのキッズパーク「Fanpekka」。初めて聞く名前にインドネシアの人たちは興味津々。施設を訪れた人たちの高い評価が口コミで広がっています。

Fanpekka 想像・創造する楽しさを子どもたちへ。フィンランド式知育キッズパーク

Fanpekkaのコンセプトは、「妖精トントが魔法をかけた街」。トントは、フィンランドではサンタクロースのお手伝いをする妖精として親しまれています。子どもたちは、中世ヨーロッパの雰囲気と魔法の世界という非日常空間に迷い込みます。
施設の入り口には、「MIKSI?(なぜ?)」の問いかけが。自由な発想で、自分自身で考える力を養うというフィンランドの教育方針が随所に散らばっているのです。また、遊びを通じて、変化に対応する力を育むという目的もあるそうです。

Fanpekka 想像・創造する楽しさを子どもたちへ。フィンランド式知育キッズパーク

それでは、実際に入ってみましょう。料金を支払うと初めての来場者にはパスポートが渡されます。イミグレーションがあり、入国を許可されるとパスポートにスタンプを押してもらえます。同時に手の甲に再入国用のスタンプも。いよいよおとぎの国に入国です。

古城型アスレチックでは、中世を思わせるお城の階段を上がり、すべり台を滑ります。

古城型アスレチックでは、中世を思わせるお城の階段を上がり、すべり台を滑ります。子どもたちはお城の中でかくれんぼをすることができ、滑るたびに映像が変化する滑走面に大喜びです。

帆船型アスレチックでは、ゆらゆらするロープの網の上を歩くなど、やや難しいことに挑戦します。

帆船型アスレチックでは、ゆらゆらするロープの網の上を歩くなど、やや難しいことに挑戦します。

帆船型アスレチックでは、ゆらゆらするロープの網の上を歩くなど、やや難しいことに挑戦します。考えながら冒険をすることができるのです。海をイメージした青と白のボールプールに落ちないよう慎重に飛び石を歩いたり、船の上から空中をブランコで渡ってみたり、思い切りプールにダイビングしたり。海の遊びに飽きたら、奥の壁に設置されたクライミングウォールにもチャレンジ。身体を使うことが大好きな子どもたちは、休む暇もなく動き回っています。

一番人気の「組み立てレイキモッキ」に挑戦。レイキモッキとは「おもちゃの家」の意味で、フィンランドには父親が子どものために小さな家を作る伝統が今も残っています。

身体をしっかり使った後は、一番人気の「組み立てレイキモッキ」に挑戦。レイキモッキとは「おもちゃの家」の意味で、フィンランドには父親が子どものために小さな家を作る伝統が今も残っています。現在はキットが売られているそうですが、かなり本格的な家だといいます。このFanpekkaのレイキモッキコーナーでは、壁、屋根といったエクステリア、木製の家具や電化製品などが用意されていて、常駐するスタッフに手伝ってもらいながら、子どもたちだけで自分の家を作ることができます。

一番人気の「組み立てレイキモッキ」に挑戦。レイキモッキとは「おもちゃの家」の意味で、フィンランドには父親が子どものために小さな家を作る伝統が今も残っています。

インドネシアには、レイキモッキに似た遊びはないため、子どもと一緒になって楽しそうに家作りをしている大人も見かけました。手に触れるものからは木のぬくもりが感じられ、デザインや配色も可愛らしい。レイキモッキの遊びを繰り返すことで、子どもたちの主体性が培われ、またデザインセンスも磨かれそうです。

レイキモッキコーナーのすぐ奥に、かわいいお店屋さんが並んでいます。

レイキモッキコーナーのすぐ奥に、かわいいお店屋さんが並んでいます。「ロールプレイレイキモッキ」、つまりお店屋さんごっこのコーナーです。マルシェのように野菜やお花が並び、ベーカリーやハンバーガーショップもあります。子どもたちは、お客さんとしてあれこれ欲しいものを吟味してみたり、店員さんになってレジに立ってみたりと大忙し。

レイキモッキコーナーのすぐ奥に、かわいいお店屋さんが並んでいます。

手に入れたものを自分で作った家に持ち帰り、また、おうちごっこに戻ることもできます。家という自分だけの世界が、隣近所の家へ広がり、お店のある街へとつながっていきます。Fanpekkaの世界は、楽しいだけでなく、遊びを通じて自分で考え、判断して、行動できる子どもを育てるという知育の理念に基づいているのです。

Fanpekka 想像・創造する楽しさを子どもたちへ。フィンランド式知育キッズパーク
妖精トント

Fanpekkaの料金は、12歳以下の子どもは平日17万ルピア(約1,420円)、休日23万ルピア(約1,910円)、子どもだけでの入場は不可。大人は、平日/休日ともに5万ルピア(約420円)。時間は無制限で再入場も可能。金額的にはやや割高ですが、一日中遊ぶことができるうえに施設のすぐ向かいにはフードコートもあるため、大人も子どもも大満足です。

近年のインドネシアでは、子どもたちが直面している問題は少なくありません。テレビゲームやタブレットを手放せず、子ども同士が集まって、遊びを工夫し、自由な発想で遊ぶ機会はますます減るばかり。ただ、ソーシャルメディアで拡散されるFanpekka利用者の反応を見ると、親世代が「知育」の大切さを認識しはじめていることがわかります。北欧フィンランドからやってきたおとぎの国の魔法が、インドネシアの子どもたちの未来に彩りをそえてくれそうですね!

Fanpekka - AEON Mall Jakarta Garden City
http://www.aeonfantasy.co.id/location/index.html#locmal-fanpekka

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