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Weggeefkast オランダ流“モッタイナイ”精神、Give & Awayキャビネット!

Weggeefkast オランダ流“モッタイナイ”精神、Give & Awayキャビネット!

日本発の「MOTTAINAI(モッタイナイ)」という価値観は世界に広がりましたが、じつはオランダの人たちにも以前からそのような価値観が根付いています。

Gelderland(ヘルダーランド)州には「Weggeefkast(ウェヒヘーフカスト)」と呼ばれるキャビネットが82ヵ所設置されています。これは「読み終わった本や使わなくなったオモチャが、誰かの役に立てば・・・」という人たちの想いから始まった取り組みです。

このキャビネット使用のルールは、
○ 提供する物はキャビネットに収まるサイズであること(キャビネットの横・前などに置いてはいけない)
○ 状態の良い物であること
○ 食べ物は禁止
○ 安全にキャビネットを使うこと(キャビネットに物などを引っかけない)
○ キャビネットに置いてあるカードに次の持ち主へのメッセージを書きこむことができる
○ 受け取る人は、自由に持ち帰って良い

Weggeefkast オランダ流“モッタイナイ”精神、Give & Awayキャビネット!

また、このキャビネットには物だけではなく、ボランティアの申し出を書いたメモなどを置くこともできます。例えば「誰かのために料理を作ってあげたい」「あなたが忙しい時に犬を散歩に連れて行ってあげたい」など。
こうしたギブ&アウェイ(進んで手放す、与える精神)のボランティア文化は、このキャビネットだけでなく、ウェブサイトからも受け付けています。
http://www.gelderlandhelpt.nl/home/aanbod
上記のキャビネット「Weggeefkast」は地元のテレビ局・ラジオ局・ウェブサイトが連携して行っているものですが、オランダには他にも同様のキャビネットが至るところにあります。

スーパーマーケットの前に設置された本を自由に借りて持ち帰れるキャビネット
スーパーマーケットの前に設置された本を自由に借りて持ち帰れるキャビネット

ファッション、雑貨、家電、家具など何でも無料で提供されているサイトの例
Weggeefhoek.net https://www.weggeefhoek.net/ goedzak https://goedzak.com/

上記ウェブサイト「goedzak」と大手スーパーのAlbert Heijn(アルバート・ハイン)が連携し、専用の袋に寄付したいオモチャを入れてスーパーの回収場所に持っていくと、集まったオモチャが子どもたちの施設に寄付されるという取り組みもオランダ全土で実施されています。

「捨てるのはモッタイナイ・・・寄付して誰かが喜んでくれたら」という、オランダ人に浸透しているギブ&アウェイ(進んで手放す、与える)精神。ただ、「寄付したい」と思っても自分で寄付先を見つけるのは難しかったり、うまく欲しい人に届かないことも多いなかで、このように人びとがいつも訪れる場所やウェブサイト上で気軽に物を寄付することができて、それが誰かの役に立つのであれば、とてもステキなアイデアではないでしょうか。

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