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La Seine Musicale セーヌ川に浮かぶ島に、音楽・芸術ファンが集う新たなシンボルが出現!

La Seine Musicale セーヌ川に浮かぶ島に、音楽・芸術ファンが集う新たなシンボルが出現!

パリの西部郊外、ブローニュ=ビヤンクール市にセーヌ川に浮かぶセガン島があります。
この島には古い歴史があり、なんと紀元後4世紀以前はサン=ヴィクトール修道院が所有する畑だったといいます。その後、年月は流れ、ブルボン王朝の時代にルイ15世が娘たちのために入手し、さらにその後には洗濯屋さんの所有となり、1789年のフランス革命の後には政府所有の島となりました。そして、数年後の1794年に化学者アルマン・セガンがなめし皮の技術の研究を行ったことで、彼の名が島につけられたのです。1919年には自動車ルノーの労働者のための庭園が造られ、その後工房となりミリオンセラーとなった4CVもここで製造されていました。1992年に工場は閉鎖となりましたが、さまざまな歴史を辿ってきた島についに、新たな街のシンボルとなるような巨大な音楽複合施設が建築されたのです!

La Seine Musicale セーヌ川に浮かぶ島に、音楽・芸術ファンが集う新たなシンボルが出現!

2017年4月にオープンを迎えた「La Seine Musicale(ラ・セーヌ・ミュージカル)」は、巨大客船を連想させる楕円球形のガラス張りの建築物。多目的大ホールには最大6000人を収容できます。この超モダンな「船」には太陽光発電パネルが設置された高さ45メートルの「帆」がついています。日本人建築家・坂茂氏とJean de Gastines氏が設計を手がけたものです。この「帆」の部分に設置されたソーラーパネルは、発電の効率を高められるように、太陽の動きに合わせてパネルが移動する仕組みになっているといいます。

La Seine Musicale セーヌ川に浮かぶ島に、音楽・芸術ファンが集う新たなシンボルが出現!

こけら落とし公演ではノーベル文学賞受賞で大きな話題となったボブ・ディランのコンサートが行われ、新たな芸術拠点の幕が華々しく開きました。「ラ・セーヌ・ミュージカル」ではクラシックからロックまで、様々なコンサートが行われる他、ファッションショーの会場にもなる予定です。

La Seine Musicale セーヌ川に浮かぶ島に、音楽・芸術ファンが集う新たなシンボルが出現!

これまで、パリの音楽ホールといえば、パリ東部のフィルハーモニー・ド・パリがありましたが、東のフィルハーモニー、西のラ・セーヌ・ミュージカルと、芸術文化を愛するパリの人々の間で定着していくことでしょう。歴史ある島は芸術や音楽に魅せられた人たちが集まる魅力的なスポットとして長きにわたり親しまれていくことと思います。ぜひ芸術の都に登場した新しいランドマークで、特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。

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