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veiller sur mes parents 郵便局がはじめた高齢者の見守りサービスがステキ

veiller sur mes parents 郵便局がはじめた高齢者の見守りサービスがステキ

遠く離れて暮らす両親を心配する気持ちは万国共通です。
離れた両親の状況を把握できないという不安を解決してくれるサービスが、フランス郵政公社「La Poste(ラ・ポスト)」より開始されました。その名も「veiller sur mes parents(私の両親を見守って)」。

フランスでは老いた親と子供が同居するという例は少なく、自立した生活ができるうちは夫婦、または一人暮らしというケースが多いのが現状です。2003年にヨーロッパを襲った猛暑の際、一人暮らしの老人が多数亡くなり社会問題となりました。
そんななか誕生したこのサービスは、月々一定額を支払うと郵便配達員が登録された高齢者宅を訪問してくれるというものです。価格は週2回の訪問で月額約55ユーロ(約6,700円)から週6回の訪問で約135ユーロ(約16,500円)まで。配達員は配達の際に担当地区の高齢者宅を訪問し、異常がないかを確認、また数分間おしゃべりをしたり何か要望があるかを聞いて、その様子を家族や親近者へ報告してくれます。この報告はアプリケーションで受け取ることもでき、仕事や子育てで忙しく、なかなか田舎へ帰ったり近況を聞くための電話をできない人びとにとって、とても喜ばれるサービスになっています。

また同サービスでは高齢者宅に設置する機器によって、高齢者は毎日24時間テレオペレーターに簡単にコンタクトすることができるという機能も無料で含まれているためさらに安心。停電や水漏れなどの問題が起きた際には修理の手配もしてくれるというのです。

インターネットの普及に伴い郵便物の発送数が年間6~7%減少していく状況のなか、郵便局が打ち出した新たなビジネスが、離れて暮らす両親を想いながら生活している人びとへの画期的なサービスとなっています。ナイスアイデア!

veiller sur mes parents
https://goo.gl/AzKPIu

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